【VS Code】ポータブル版を使う方法【日本語化】

VS Codeでポータブル版で使用する方法を紹介します。
VS Codeのポータブル版とは
VS Code(Visual Studio Code)には、通常のインストール版以外に、インストールをしないポータブル版があります。
ポータブル版はインストールをしないので、インストールができない環境でVS Codeを使用したり、USBメモリに入れて簡単に移せたりすることが可能です。
ポータブル版のデメリットとして、自動更新ができないのでアップデートは手動で行う必要があります。
ポータブル版を使う方法
以下Windows版での環境構築の手順になります。
まず、公式ページから「.zip」を選択して、zipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍し、フォルダに「data」フォルダを作成します。作成した「data」フォルダの中に設定や拡張機能のデータが保存される仕組みです。
「Code.exe」を起動すると、VS Codeが立ち上がります。
日本語化する方法
VS Codeを日本語化するには、日本語化する拡張機能をダウンロードする必要があります。
サイドバーに表示されている「Extensions」のアイコンから、「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を検索します。
右クリックすると、「Download VSIX」が選択できるので、VSIXファイルをダウンロードします。VSIXファイルはVS Codeの拡張機能をパッケージ化したファイル形式になります。
「Extensions」の「…」で「Install from VSIX」でダウンロードしたVSIXファイルを取り込むことができます。そしてVS Codeの再度開き直すと日本語化ができている状態になります。
手動更新する方法
手順としては最初の構築とほぼ同じになります。
公式ページからzipファイルをダウンロードし解凍するまでは同じになりますが、「data」フォルダについて、更新元の「data」フォルダをコピーし持ってやる必要があります。
「data」フォルダに設定等が保存されていますので、それをコピーすることで新しいバージョンに移行することができます。
今回はVS Codeのポータブル版について紹介しました。以上で記事を終わりにします。