【情報セキュリティマネジメント試験】10時間で受かった合格体験記

情報セキュリティマネジメント試験-10時間で受かった合格体験記IT資格
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今回は先日(2021年7月10日)に受験し合格した、「情報セキュリティマネジメント試験」の合格体験記です。

試験の概要結果具体的な勉強法感想など紹介したいと思います。また、余談で「応用情報へのステップアップにこの試験を受ける意味はあるか?」どうかについて僕の考えを書いています。

この記事に書いてあること
  • 受験を決めた際の筆者のプロフィール
  • 試験の概要
  • 試験まで流れと試験の結果
  • おすすめの勉強法
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受験を決めた時の状況

まず、受験を決めた理由や、簡単なプロフィールについてに書いておきます。

  • 4月から新卒でIT企業に入社したITエンジニア
  • 既に基本情報に合格済み、4月に応用情報を受験して結果待ち
  • セキュリティ分野に興味あり

受験を決めたのは応用情報を受けた後でした。4月に受験した応用情報の手応えがなかったので、半年後(10月)の再挑戦に備え、何かないかと探していたところ、この試験があることが分かり前哨戦として受けることにしました。応用情報の午後では情報セキュリティの問題の選択が必須のため、この試験でセキュリティ分野の知識を深めるという狙いです。また、セキュリティ分野に興味があったことも受験理由の1つでした。

iパス・基本情報・応用情報の合格体験記については別記事にまとめています。下にリンクを載せておきます。

試験概要

情報セキュリティマネジメント試験(セキュマネ)は情報処理技術者試験の区分ではレベル2に分類されています。基本情報と同じレベルですね。アルファベットでは「SG」とも略されています。

試験名の通り「情報セキュリティに特化した出題範囲」になっています。午前試験と午後試験に分かれ、どちらも4択問題ですが午後では大問形式になっています。試験時間はどちらも90分です。

試験試験方式問題数試験時間
午前試験小問形式(4択)小問50問90分
午後試験大問形式(4択)大問3問90分

試験はCBT方式(PCを使った試験方式)のため、試験会場と時間を自分の都合が良い日時会場に決めることができます。午前と午後を別日に受けることも可能です。試験の予約は「プロメトリック」というサイトで行います。受験料は税込み7,500円です。

試験までの流れと結果

CBT方式は午前と午後と別日に受けることが可能ですが、僕は同日に受けました。予約できる会場が電車で家から1時間くらい掛かる場所しか無く、わざわざ受験日を別日にして時間と交通費の負担を増やしたくなかったからです。プロメトリックで受験を申し込んだ後に、応用情報の合格発表で応用に受かってることが分かったため、この試験はかなり流して受けました。

正直「(めんどいし)受けなくてもいいかな…」と思ってましたが、既に申し込み済(キャンセルはできない)だったのでお金が勿体なく感じ、適当な感じで受けにいきました。勉強時間は午前の過去問演習のみ行い約10時間程度(午後対策は試験当日に1時間程度)やりました。

試験結果(スコアレポート)は試験後すぐに予約時に登録したメールアドレスにメール届くのでそこから確認できます。以下がスコアレポートになります。

午前が74点午後が77点で合格しました。午前はそこそこ勉強したのに午後より得点が低かった…(笑)

おすすめの勉強法

次に、僕がおすすめだと感じる試験の勉強方法について紹介していきます。なるべく合格に向けて効率的な方法になります。

勉強に使ったもの:テキストは必要なの?

僕がこの試験でやった勉強は『過去問道場(外部サイト)』での過去問演習だけです。

この試験で参考書は必要か?」という疑問を持っている人はいるかも知れませんが、この試験に受かることが目的という場合には、参考書を買って読むだけお金と時間の無駄だと思います。

もちろん「応用情報の為の基礎固めに勉強したい」という方には参考書を読んで理解することは意味があるのかもしれません。僕は参考書は買ってないので、おすすめな参考書などは分かりません。単に合格したい!という人は下を読んで参考にしてください。

午前試験

とりあえず過去問道場の午前問題だけ回しましょう。解くところは、 「令和元年秋期試験~平成28年春季試験」の8回分(全400問)がおすすめです。同じ問題も出てくるので、覚える知識量は400問よりかはいくらか少なくなります。過去問道場にある予想問題は全くやってなかったのですが、本番では特に支障は無かったのでやらなくてもいいと思います。スマホ等で暇なときにちょこちょこやるのがおすすめです。

過去問道場で間違えたところをしっかり解けるようになって、最終的に正答率が8割くらい取れれば午前試験は問題無いでしょう。

午後試験

午後については僕はほぼ勉強してません。当日の午前試験後の昼休みに大問2つくらいを流して解いただけです。ぶっちゃけ午後試験は午前が受かる知識があればただの中学レベルの国語の試験なので、臆する必要は全くありません。

午前の知識の量で、午後の回答難易度が決まるといっても過言ではありません。流石に午後ノー勉に不安がある人は、過去問道場で何回分か解いて慣れておきましょう。ちなみに僕は午前と午後両方とも1時間以内に途中退出しました。午前対策をやっておけば、それくらいの難易度であるということです。基本情報を持ってる人は、過去問道場を回せば労せずに受かることでしょう。

余談:応用情報の下準備でこの試験を受ける意味はあるか?

結論から言うと正直あまり意味ない気がします。

仮に受験料と休日を潰してこの資格に受かっても、応用情報を合格すればこの資格を持ってるメリットはほぼ0です。その上、応用情報では出ないような分野(例えばJISの問題等)が出るので単に対策にならない箇所もあります。受験料も5700円から7500円に値上がりしたので、金銭的負担もより増えてしまいます

応用に受かる!と明確な意思を持つ人はこの試験を受けるより、応用の勉強をした方が応用合格への近道になるでしょう。簡単なので、資格手当狙いや暇つぶしに取るという場合にはいいかもしれません。

応用情報の対策法については別記事にまとめたので下にリンクを載せておきます。参考にしてみてください。

まとめ

最後に、今回書いたことのまとめです。

ポイント
  • 勉強のツールは過去問道場だけで大丈夫
  • 過去問道場をどれだけ回せるかで合否が決まる
  • 午後より午前を重点的にやることが大事
  • 応用情報を目指している人は、この試験を受ける恩恵は少ない

受かりたい人は過去問道場をやりまくりましょう!以上で記事を終わりにします。

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