【Oracle Silver DBA】合格体験記【約2か月で合格した勉強方法】

【Oracle Silver DBA】合格体験記【約2か月で合格した勉強方法】

Oracle MASTER Silver DBA(1Z0-082-JPN)を2024年8月に受け合格しましたので、試験の対策・結果・感想などを合格体験記としてまとめたいと思います。

試験概要

「Oracle MASTER Silver DBA」はOracleの資格の1つであり、OracleとSQLの知識が問われる試験です。

項目詳細
出題形式選択問題・CBT方式
出題数72問
試験時間120分
合格点正答率60%以上
受験料税込37,730円(2024/08/23時点)

ベンダー資格特有ですが、受験料は35,000円以上と高額です。また、受験に必要な前提資格はありませんので、下位区分のBronzeを持っていなくても受験することが可能です。

試験申し込み・試験対策

実際に受験することを決めてから試験本番までの流れを書いていきます。

プロフィール
  • 開発系のITエンジニア(3年目)
  • Oracleの使用経験有り(1年程度)
  • 「Oracle MASTER Silver SQL」に合格済み(2023年3月)

受験のきっかけ・申し込み

受験のきっかけとしては、「Oracle Gold DBA」を受験してみたいと思ったことになります。Goldの受験には「Oracle Silver DBA」の合格が必要になります。

「Oracle Silver SQL」の方は、1年以上前とはいえ合格していたので、気楽に受験してみようかと思い立ちました。

試験の申し込みについては、始めて受ける人はアカウント登録等が少し複雑ですが、別の記事で申し込み方法も簡単にまとめていますので、参考にしてみてください。

テストセンターのキャパにもよりますが、予約は1ヶ月くらい前だと土日が空いていましたので、早めにやっておくといいと思います。

受験料支払いは、楽天でチケットを買うと試験代が浮くので、結構ありがたいです。

試験の申し込みについてはこちらの記事にまとめてあります。

また、Oracleの再受験無料キャンペーンが毎年行われているので、それを利用するのも手ですね。

試験勉強

試験勉強は、主に黒本と呼ばれる参考書「オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I」を使って勉強しました。

黒本は試験問題に近い形式の問題とその解説がテーマごとにまとまっている問題集になっています。大きく分けてDBA編とSQL編で構成されています。

SQL編の内容に関しては大体理解していましたので、DBA編の内容を重点的に学習しました。特に、DBA編ではOracleに関する知識の暗記がメインになります。私は暗記が苦手なので、結構キツい勉強になりました…。

掛けた勉強時間は、1日あたり1時間くらいで、トータルで約2か月で60時間くらいだと思います。

試験本番

実際の試験は、地元のテストセンターで受験しました。受付の際は身分証明書が2点必要なので、忘れないよう注意しましょう。

試験会場には予定時間の10時より30分以上早く着いたのですが、受付後すぐに受験させてもらいました。

試験は黒本で勉強した内容が大体聞かれました。DBAの出来があまり良くないかなとは思いましたが、試験時間も見直しを含め1時間程度余らして退出しました。

試験結果

試験結果(スコアレポート)は試験終了のボタンを押してすぐPCの画面に出ます。終了時に紙でも貰いました。

また、CertViewのサイトでも同じ物をダウンロードすることができます。スコアレポートは以下になります。

Oracle MASTER Silver DBAの試験結果

Oracle MASTER Silver DBAの試験結果

正解率70%で合格でした。まあ可もなく不可もなくといった感じでした。やはり、DBAの正答率が良くなかったようです。

試験を受けた感想

試験を受けた感想として、やはりDBA部分の暗記が大事だなと感じました。

SQLについては業務で触っていればなんとなく知っている知識でなんとかなる印象ですが、DBAはOracleの管理者としての知識が必要で、余り経験がないこともあり、暗記も中々捗りませんでした。

試験の難易度としては、未経験者でも暗記が得意な人にとってはそれ程難しい試験ではないかと思います。

黒本の内容をしっかりインプットできれば、受かることができる試験ですので、これから受験予定の方は参考にしてみてください。

以上で記事を終わりにします。

参考文献