ITパスポート試験 – 勉強時間20時間から受かる最短合格攻略法

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この記事は前回『iパス・基本情報・応用情報を4ヶ月で合格したことを振り返る』でお話したITパスポート(iパス)の合格攻略法についての詳細になります。余談では、「基本の前にiパスを取るのは有効か?」どうかにについて意見を書いています。

この記事に書いてあること
  • IT資格を受けITパスポート試験の概要
  • 合格に必要な勉強時間
  • 効率の良い対策方法
  • 試験本番で注意すること
  • 基本情報を取るためにiパスを受験することは有効かどうか
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ITパスポートの試験概要

iパスは情報処理技術者試験の区分ではレベル1に分類されています。ITを志す者は、名の通りこれをパスポートとしてどんどん上の資格にチャレンジしていこう、という意味合いがあるようです。

試験は小問形式(4択問題)の形式の100問となっており、出題範囲はストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野で構成されています。合格点は全体の正答率60%以上・かつ各分野で30%以上の正答率が必要です。試験時間は120分です。試験はCBT方式となっており、好きな日時と会場を選んで受験することができます。

出題範囲はストラテジ・マネジメント・テクノロジと幅広い範囲で一見身構えそうですが、問題の難易度自体はそんなに難しくありません。

ITパスポート合格への勉強方法

次に、iパス攻略への具体的な勉強時間や勉強法などについて紹介していきます。

誰でも受かる試験って本当なの?

よくネットでは、「iパスは誰でも受かる!」「落ちる方がおかしい!」みたいな意見を目にすることが多いです。実際のところどうなんだろうと思ってる人はいるはずです。

上の様な風潮は半分正解で半分間違いです。正確には、「iパスは勉強すれば誰でも受かる」です。タイプとしては車の学科試験に近いです。(あれも勉強してないとフツーに解けないですよね)

ノー勉で受かったわw」などと言っている人は元々学校などで情報系の知識を身に着けていたというだけで、知識が無い人がノー勉で受かる資格ではありません。

落ちてしまった人はもれなく、「勉強していないか」「効率の悪い方法を取っているか」のどちらかです。

効率の良い勉強方法は何か?というと、答えは過去問を解くことになります。(詳しくは下で説明していきます)

具体的に必要な勉強時間はどれくらい?

私は基本情報の勉強は少しやっていてiパスの対策をしたのは2週間でしたが受かりました。1日に平均1時間以上は勉強したので、勉強時間は多くて20~25時間程度は費やしたと思います。

上の方で少しプログラミングができると言いいましたが、プログラミングのスキルはこの試験に関係ありません。大学は理系でしたが不真面目だったので殆ど知識0から始めたようなもんです。

つまり、僕と同じやり方で対策すれば、知識0の人でも20~30時間程度で受かるようになります。毎日30分~1時間勉強するとして、1ヶ月~2ヶ月くらいの期間で合格ラインに達しますね。

確実に受かる対策法とは?:過去問道場でひたすら演習

過去問道場で過去問をひたすら回しましょう。過去問道場は無料サイトですが過去問とその解説がかなり充実しています。 わざわざテキストは買わなくていいです。参考書を読むより問題解いた方が時間も掛からず断然効率が良いからです。

本番の試験でも過去問そのままや類題が多く出るので、合格するには過去問演習が一番です。間違えた問題の解説を理解して、できるまで繰り返し復習して暗記しましょう。サイトの出題範囲で「おすすめ」をチェックして、そこの問題をしっかり解けるようになれば合格は余裕です。合格するには過去問道場で正答率8割くらいは欲しいですね。

そもそも僕は勉強があまり好きでは無いので、分厚い参考書とかは読めません。なるべく楽に合格できる方法を取ったらこのやり方になりました。でもこれが受かるための一番の方法です。

iパス試験で計算問題を捨ててもいいか僕の意見を別記事にまとめました。

シラバスの新単語について勉強しておく

iパスにはシラバスという出題範囲が記された文書があります。改定時に新しく出てきた単語は試験本番で問われることが多いです。出題数は多くは無いので対策しなくても合格することは可能です。また、新しい内容なので過去問では扱っておらず過去問演習だけでは対策が難しいものとなっています。

現行のシラバスは「シラバス6.0」です。新単語についても頭に入っていれば得点アップに繋がるので余裕がある人は覚えておきましょう。

シラバスの対策についてを別記事にまとめました。

試験本番で気を付けること

本番の試験ではいきなり知らない問題が出てくる可能性が高いです。僕が受けた時にも初っ端で知らない問題が出題されました。

ここで大事なのは焦らないことです。分からない問題は飛ばしていけばすぐに知ってる問題に出くわすので落ち着きます。ちゃんと過去問道場やれば余裕で合格できます!どんだけ過去問道場をやれるかがカギです。

iパス対策のまとめ

今回書いたことのまとめです。

ポイント
  • 対策のための勉強のツールは過去問道場だけで大丈夫
  • 過去問道場をどれだけ回せるかで合否が決まる
  • 本番で知らない問題が出ても焦らない

以上がこの試験の攻略法です。受かりたい人は過去問道場をやりまくりましょう!

余談:基本情報取りたい人向け ‐ 基本の前にiパスを取るのは有効か?

僕は有効だと思います。このやり方がおすすめなのは「基本情報の午前問題の知識が全くない人」です。 大学や専門学校で情報分野を勉強していて、基本情報の午前の問題がある程度解けるという方はiパスをスルーして基本情報に向けて勉強することを薦めます。

理由は「iパスが初級者向けの資格だから」です。IT系の知識が全くない人が基本情報を受験するとなったとき、先にiパスを取ることで基本の午前試験への基礎固めになります。逆に言えば、既に一定の知識がある人には必要ありません。

iパスと基本情報は問題が被っていることが多く、基本情報の問題を解く時に「iパスでやったやつだ!」となることが少なくありません。しかし、iパス特有の問題というのも存在するので学んだことが全て活かせる訳ではない、というのは覚えておきましょう。

なので、「基本情報を勉強しているけど内容が難しくて分からない」人は先にiパスからやるのも手です。iパスで身に着けた知識は無駄になりません。

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