この記事では、ITパスポート(iパス)での【シラバス6.0】について概要と、シラバス5.0から6.0への改定についてまとめています。
また、参考としてシラバス5.0の「ストラテジ・マネジメント・テクノロジ」の3分野の新単語についての一覧表へのリンクを紹介します。
シラバス6.0とは?
iパス受験者の方達の中には「シラバスって何?」と疑問に思った人は多いと思います。僕もiパスを受けた時、シラバスの対策を行っていませんでした。しかしシラバスの対策を行っているかどうかは、試験の得点に少なからず影響してしまい、それが合否を分ける可能性もあるので、どういうものなのかは知っておきましょう。
ざっくり言うと、シラバスとは、iパスの試験範囲の詳細を示した文書のことです。2022年4月からの試験では「シラバス5.0」から「シラバス6.0」移行し、ここから試験問題が出題されます。シラバス自体はIPA(試験を運営している団体)の公式ホームページにも公開されており、誰でも入手することが可能です。シラバスのpdfファイルのリンクを以下に載せておきます。
『シラバス6.0が掲載されているページはこちら(IPA公式)』
参考:『シラバス5.0のpdfについてはこちら』
このファイルは「これを読めば出題範囲が分かる!」という文書ではありますが、結構ボリュームがある文書で、つらつらと用語名が書いてあり、全部読んで理解するとなると大変労力が掛かります。また載っているのは単語ばかりで、単語ごとの意味までは書いていないため、pdfだけ読んでもあまり意味はありません。過去問演習などで単語の意味を理解する必要があります。
この文書に出てくる新出単語は文字通り新しい用語なので過去問では扱っていない内容であり、単純な過去問演習だけでは触れることのない内容になっています。しかし、シラバスで新しく出た用語は試験本番で出題される可能性が高いので、過去問演習とは別にしっかり抑えておくと得点アップに繋がります。
参考:シラバス5.0の用語について
シラバスの用語については『ITパスポート試験ドットコム』でも見ることができます。しかし、シラバス5.0の新単語のみ一覧で見ることはできないため、こちらで「新単語とその意味」だけを抽出してまとめてみることにしました。
シラバス5.0:新単語一覧へのリンクと使い方
文量がかなり多いので「ストラテジ・マネジメント分野の新出単語の一覧」(単語数は約60)と「テクノロジ分野の新出単語の一覧」(単語数は約50)で2ページに分かれてまとめています。マネジメント分野は新出単語が少ないのでストラテジ分野と一緒のページに統合しています。
一覧表へのリンクはこちらです。
一覧表については、なるべく余計な部分を排除し「新出単語」と「その単語の意味」のみに絞って簡潔にまとめました。語句の意味については簡単に説明しているので、より詳しく知りたい方は語句でググってみて下さい。
未知の問題は全く知らない状態だといざ出された時に勘で答えることになります。同じ当て勘でも、おぼろげでも意味を知っているのと、そうでないとでは答えの精度が大きく異なってくるので対策は行うべきです。そうならないためにも、試験前には単語とその意味についてなんとなく把握しておくといいでしょう。普段からシラバスの対策をちょこちょこやっておいた方が良いですが、一覧表は特に試験直前の最終確認に使うのが良いと思います。
あくまでも過去問対策の方が重要です。(出題される割合はシラバスの新単語より過去問の比率が断然高いです)
シラバスについては、過去問で出題された問題をしっかり身に着けてから取り組んだ方が得策です。
単語一覧を作った理由
僕自身がiパスを受験する際に、シラバス5.0の確認をやろうとは思っていたのですが、過去問ドットコムの用語集が使い辛かった(新しい単語のみまとめて見れなかった)のでシラバスの勉強をやりませんでした。やはり本番では勉強しなかったシラバスの単語の問題は出たので勘で答えました…。(それでも過去問がちゃんと出来ていれば合格はできますけどね)
シラバスについては「新単語のみまとめたものが欲しいな」と思っていたので自分で作成することにしました。
まとめ
今回はシラバス6.0についての解説と用語集へのリンクについてまとめました。
iパスの対策時に参考になれば幸いです。以上で記事を終わりにします。