文字列から文字列を抜き出すにはStringクラスのsubstringメソッドを使うことができます。
このメソッドはJavasilver SE11の黒本でも出題されているメソッドです。
substringメソッドの書式
substringメソッドは以下の様に記述します。
//substringメソッドの書式例 文字列.substring(数字1, 数字2);
文字列から数字1~数字2の範囲の文字列を抜き出すことができます。文字の位置は最初が0になります。
数字2は省略でき、その場合は数字1から最後まで抜き出します。
数字に文字列より大きい数字を設定したらStringIndexOutOfBoundsExceptionのエラーが発生します。
メソッドの使用例【サンプルコード・出力結果】
メソッドの使用例をサンプルコードで示します。
サンプルコードを以下に示します。
public class SubstringTest { public static void main(String[] args) { String str = "ABCDE"; // 文字列ABCDEから1~3の範囲の文字列を抜き出す System.out.println(str.substring(1, 3)); // 文字列ABCDEから1~最後の範囲の文字列を抜き出す System.out.println(str.substring(1)); } }
サンプルコードの出力結果を以下に示します。
BC // 文字列ABCDEから1~3の範囲の文字列を抜き出す BCDE // 文字列ABCDEから1~最後の範囲の文字列を抜き出す
まとめ
今回やったことのまとめです。
ポイント
- substringメソッドで文字列から文字を抜き出せる
- 指定する文字の位置は最初が0になる
以上がsubstringメソッドの使い方になります。
似たメソッドに文字列から文字(1文字だけ)を取得するStringクラスのcharAtメソッドがあるので注意しましょう。