今回はプログラミングを始めたい人向けの「ブラウザ上でプログラムを書く方法」について紹介します。プログラミングサイトの「paiza.io」などについて紹介します。
プログラミングに興味があり、これからプログラミングをやってみたい人向けの記事です。
- paiza.ioについての紹介と使い方
プログラミングの実行環境を作るのは大変
プログラミングを初めて学ぶ人が挫折しやすいのが、統合開発環境(IDE)の構築ですね。IDEはEclipseやVisual Studioなどが有名です。
僕はEclipseを使っていますが、IDEの構築はインストールや設定等やることが多くて面倒です。また使う言語によって、設定やインストールしないといけないものは変わります。
趣味程度でプログラミングを触ってみたい人にはハードルが高いのではないでしょうか。ただコードだけ書いてみたい、そんな人におすすめなのが「paiza.io」というサイトです。
paiza.ioについて
「paiza.io」は、オンライン上でコードのコンパイルと実行ができるwebサービスです。オンラインで動かすので、ソフトのインストールなどは不要です。ブラウザ上でコードの記述と実行を行うことができます。
「paiza.io」という名前ですが、paizaはIT系の就活・学習サイト名でioはテクノロジー系サイトに良く使われているドメインです。
このサイトの利点として以下の様な点があります。
- 無料・会員登録無しでコードのコンパイルと実行ができる
- Java・C・Pythonなど主要な24言語に対応している
- 日本語に対応している
- GitHub等の外部サイトと連携している
これほどの機能をブラウザ上で実行できるのは凄いですね!
paiza.ioでプログラミングを実行してみる
実際にpaiza.ioを使って、Javaで「こんにちは」と出力するコードをコンパイルして実行してみます。
public class Main {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("こんにちは");
}
}

こんな感じになりました。実行ボタンもしくはctrl + enter
で実行できます。下の方に「こんにちは」と出力できてますね。コードの実行もすぐできるので楽ちんです。何故か僕の環境ではコードエディタが右に寄ってますがなんででしょう?特に問題なかったのでそのまま使いました(笑)
…と思ってたら左に広告が出てたんですね。ブラウザで自動でブロックされてたので気づきませんでした。


広告の右にあるバツボタンを押したらちゃんと左に寄ってくれます。
よくよくみたら一枚目の画像では広告がブロックされててもバツマークだけ残ってますね。全然気づきませんでした。広告が消えて、ブラウザの画面いっぱいでコードを書けますね!
また歯車アイコンから「エディタの設定」が開きます。エディタのテーマを始め、フォントサイズやtabスペースの幅などを設定できます。
このサイトのデメリットとして「プログラム実行のタイムリミットは2秒」であるという縛りがあります。例えば計算量が多いプログラムなどは実行できずに停止してしまうので注意しましょう。
C言語:「ブラウザで動く C言語実行環境」の紹介
C言語のコンパイルをしたい方は『ブラウザで動く C言語実行環境』というサイトもあります。こちらはオフラインでも動作します。こちらはよりコンパクトに操作することが出来ます。
まとめ
これからプログラミングをしたい人向けにpaiza.ioを紹介してみました。無料の会員登録なしでこの機能は充実してると思います。手軽にプログラムを書けるのは入門用として良いツールですね。
「とりあえずコードだけ書きたい!」って人にはおすすめです。とりあえずpaiza.ioでプログラミングに触れてみて、もっとやりたくなったらIDEをインストールしてみるのもありです。以上で記事を終わりにします。