今回はゲーミングデバイスのMixAmpについて紹介します。FPSでの音の重要性と、強くなるためにおすすめなアンプやゲーミングイヤホンについて元FPSガチ勢が語りたいと思います。
私はFPS元ガチ勢です。なぜ元が付くかというと、今は社会人となりゲームする時間が減ったのでエンジョイ勢にジョブチェンジしたからです。
FPS自体は中学生時代からやっていて、一番FPSをプレイしてたのは大学時代でしたね。昼夜問わず一日中やっていたこともありました。当時は他にこれといった趣味が無かったのもありますが…。つまり、FPSのキャリアとしては10年近いということになりますね。
主にやっていたゲームは「Call of Duty」シリーズです。普通の対人戦(マルチプレイ)をやってました。それと協力モードであるゾンビモードもやりこんでいました。ゾンビモード面白いですよね。
また当時の流行りに乗って「Apex Legends」もシーズン8からやり始めました(とは言えやり始めたのが大学の卒業間近で忙しかったこともあり、あまりやりこんでいたとは言えませんが…)。
ゲームの戦績がこんな感じです。とりあえず今起動できるのが「CoD:BOCW」と「Apex」くらいなのでそれらを貼ります。ちなみに使用デバイスはPS4(PS5)の純正コントローラーです(PS5でもPS4の純コン使ってます)。
BOCWの戦績です。キルレが2.7で平均よりそこそこ高いと思います。BOCWは野良か2~3パでやることが多かったです。BOCWは何故か人気無いみたいですが、個人的には普通に面白かったです。2月くらいになってAPEXやり始めてからこちらはやめちゃったので、今はやってませんが…。FPSをプレイして来ての戦績のピークがこの「CoD:BOCW」と1作前の「CoD:MW」に辺りになるかなと思います。
次にApexの戦績紹介です。こちらは人気になった途中から参戦したことや、ソロで適当に遊んでることが多いのでApexのキルレは大したことないです。参考までに良かった時のマッチの戦績を貼ります。
1枚目がジブラルタルで「爪痕(20キル以上)」と「ダブハン(4000ダメージ以上)」のバッジを同時に取った時の画像です。始めたてのシーズン8の頃はジブラルタルばっか使ってました。今たまにやる時はバンガロールとか使ってますかね。爪痕はジブだけですが、ダブハンはブラハ・バンガ・レブナントも持ってます。
2枚目はバッジの「チームワーク10」を取った時のスクショです。このバッジは全員10キル以上しないといけないので大変難しいです。一緒にプレイしてくれたフレンドに感謝ですね。
しかし、特別自分にFPSのセンスがあった訳では無く、むしろセンスはあまり無い方に思っています。人より長くやってる分、経験的なのがあるってだけですね。逆に言えば、プレイ時間を積めば殆どの人が誰でもこのレベルかもしくはそれ以上に達すると言えます。(多くの人は毎日何時間もゲームをプレイできる程、暇ではないですが…)そして、もう1つの重要な要素がデバイス等のプレイ環境です。ここから本題に入います。
そろそろ本題に入ります。FPSで一番重要なのはエイム・立ち回りなんですが、そんなのは一朝一夕で得ることは難しい。その次くらいに重要なのが音(足音・銃声)です。
足音や銃声が聞こえれば敵がいることが分かりますし、こちらからだけ足音が聞こえていれば先手を打つことが可能です。特にAPEXのようなワンライフのバトロワでは敵の位置を知ることが重要な要素になってくるので、足音を聞けるかどうかは非常に大事です。
もちろんゲーム内設定とかはありますが、基本的にデバイス面の効果が大きいです。ブラウン管テレビでプレイしたら不利になるのと同じですね。
より足音を正確に聞くために必要なデバイスは「ヘッドセット(イヤホン)」・「アンプ」の2つです。
アンプというのは音の増幅器です。例えば、イコライザ設定で足音の周波数のみを集中して増幅し、足音をしっかり聞けるようになります。今回紹介するのは一番有名で評判の良い「ASTRO Gaming MixAmp Pro TR」になります。
ヘッドセットはゲーム音声・VCを聞くためのヘッドホンまたはイヤホンと、マイクが一体になったマイク付きイヤホン・ヘッドホンのことです。こちらは性能・価格はピンキリで、ゲーム用のいい奴だと軽く1~2万円やそれ以上します。アンプはMixAmpが15,000円くらいです。
一番いいのは良いヘッドセットとアンプをどっちも買うことです。しかし、両方揃えたら安くても30,000円くらい掛かります。プロでもないのにゲームのデバイスにそんなにお金を掛ける意味…。お金のない学生がそんなにデバイスに散在はできませんよね。
ここでおすすめしたいのが、高いヘッドセットを買うよりも先にMixAmpを買うことです。何故かは次で説明します。
ちなみに、この記事を書いた時点ではMixAmpと2,000円くらいのイヤホンを使ってます(現在使ってるイヤホンについては、コスパが結構良くておすすめなので、記事最後に紹介します)。
続いて、ヘッドセットよりMixAmpを優先すべき理由をいくつか分けて書いていきます。
ヘッドセットは色々種類がありすぎて正直どれを選べばいいかわかりません。なので事前に自分でネットとかで調べて買うことになると思いますが、失敗する可能性があります。
例えば、「思ったよりも音質がイマイチだった…」「マイクの性能が良くなかった…」「装着感が悪い…」等々。高いお金を払って買ったのにハズレだったら勿体無いです。
ヘッドセットよりイヤホンが良いという方は一定数いると思います。私も、ヘッドセットは着けてると熱くなるのでイヤホンを使ってます。重さもヘッドセットよりだいぶ軽いので、首が疲れません。
ただ、小型化されてる分ヘッドセットよりも性能に対する値段が高いです。ある程度の性能を求めると、数万円以上するものがザラにあります。
新しくヘッドセット等を買わなくても、MixAmpを繋げてイコライザを設定しただけで劇的に音が聞こえるようになります。
当時、5,000円くらいのイヤホンでプレイしていましたが、 MixAmpを接続したらめちゃくちゃ聞こえるようになりました。遠くの足音だけではなく敵の方向もバッチリ分かります。なのでヘッドセットは後回しにしても問題ありません。
ヘッドセットは長時間の着用による劣化や断線による故障などが付き物なので、定期的に買い替える必要があります。反対に、MixAmpは買い替える必要ないです。1つ買えばずっと使えます。
その他に、オフゲーや音楽鑑賞にも使えますね。
私がMixAmpを買ったのは2020年でした。当時やってたのは「CoD:Warzone」というバトロワゲーです。バトロワって死んだら終わりなので音が凄く重要です。
よくいきなり横や後ろから撃たれて雑魚死してたので、音の重要性を認識したのが買うきっかけになりました。エイムの方はこれ以上伸びない(ていうかボット撃ちとかの練習が嫌いなのであまり時間を掛けたくない)と感じてたので、デバイスで底上げしようとしたんですよね。
イヤホンは5,000円くらいだったので、そこまで期待はしてなかったのですが、使ってみたら想像の倍くらい良く聞こえたのでびっくりしました。イコライザの方も色々調べて設定したら更に聞こえるようになりました。アンプ本体もそんなにベタベタ触らないので綺麗だし、故障とかもありません。また、ゲーム音声とVC音声の音量を右のツマミで調整できるのも地味に便利です。
次に、私が使ってるおすすめのイコライザ設定を2種類紹介します。一応Apex用ですが、CoDをプレイしてる時も使用してた設定です。まず1つ目です。
中心周波数(Hz) | レベル | 帯域幅(×CF) |
---|---|---|
95 | 3 | - |
406 | 2 | 2 |
783 | -1 | 2 |
3901 | 2 | 1.5 |
6339 | 3 | - |
Warzoneの時に設定してからそれ程変えてないはずですが、総合的に聞きやすいのでAPEXでもそのまま使っています。いわゆるスマイリー(smiley:上下に比べ真ん中の周波数の増幅レベルが小さい設定)と言われてるものになります。音を増幅しすぎるとキンキンするのでやや抑えめですが、足音の音と方向はしっかり聞こえます。
次に2つ目です。
中心周波数(Hz) | レベル | 帯域幅(×CF) |
---|---|---|
95 | 5 | - |
406 | -5 | 2 |
783 | 7 | 2 |
3901 | 7 | 0.5 |
6339 | 1 | - |
これはYouTubeで紹介されていた設定です。確かに音は大きくなりますが、銃声などがキンキンして長時間やると耳に負担が掛かりそうなのであまり使ってません。足音優先したい方向けです。
PS5やPS4 Slimを使っている方は、光デジタル端子がないので、別途光ケーブルを使うためのHDMIアダプターが必要なので気を付けましょう。下の記事にアダプターを使う方法についてまとめています。
今回はFPSで足音を聞くことと、MixAmpの重要性についてまとめました。気になった方はぜひ購入することをおすすめします!(マジで快適にプレイできます)私の経験談からでもApexのハンマーとかが取りやすくなります。是非使ってみてください。
余談ですが、私が使っているおすすめのマイク付きゲーミングイヤホンのレビュー記事を紹介します。
結構長々と書いてしまいましたが、参考になれば幸いです。以上で記事を終わりにします。