今回は統合開発環境(IDE)であるEclipseに関する記事です。今日はこの前発生した、Eclipseのソースコードがハイライトされる現象(赤線や緑線が出る問題)に関する忘備録です。
- ソースコードがハイライトされる原因とその対処法
突然出現した謎のハイライト
Eclipseは有名なIDEなので使ってる方も多いと思います。実は、僕はEclipseを使い始めてまだ日が浅い初心者です。IDEは多機能でなんでもできますが、それ故に知らない機能が多すぎて大変ですよね。
つい最近、Eclipseを使っている時に、ソースコードに「赤線と緑線のハイライト」が出るようになって困ってたんですよね。

実際のスクリーンショットがこちら。ソースコードが緑とか赤になって結構見辛いです。見づらい以外に支障はなかったですが、いかんせん不便です。特に何かやったという記憶はないので原因が分からず。しばらく画面と悪戦苦闘していました。
解決方法を発見:カバレッジが原因だった
一応このハイライトが出ている時にソースコードに何か入力すれば消えます。ちょくちょく現れるので不便だと思っていたら、解決方法を見つけました。
「カバレッジのタブ」から「セッションの除去(バツマークのアイコン)」をクリックしたら消えました。小さいので見え辛いですが、僕の画面だと左下のところ(赤枠で囲ったあたり)にバツマークがあります。

どうやらいつの間にかにカバレッジが実行されてたみたいですね。カバレッジというのは使ったことがなかったので全然知りませんでした。これはテストケースを検証する時に使う機能ですね。コードの分岐が網羅されているか色分けで確認することができます。
カバレッジとはテストの網羅率のことを表します。緑は「テストが指示を実行したこと」を、黄色は「テストが指示を実行したが、全ての条件が網羅されてないこと」を、赤は「テストが指示を実行していないこと」を指します。
上の画像で言うと、mainメソッド
をまだ実行していなかったので、赤のままになっていたということになります。
カバレッジはalt + shift + E + J
のショートカットで実行される様ですね。気づかずにやってたかもしれません。
まとめ
この記事を書いていた頃はEclipseを私用(ブログ執筆)で使っている程度なので、カバレッジ機能は使ったことがありませんでした。開発の仕事でEclipseを使用している方は、単体テスト(JUnit)等で使っていることがあるかもしれないですね。
- ハイライトの線が表示されるのはカバレッジが原因
- カバレッジを止めるには「セッションの除去」をクリックする
僕みたいなEclipse初心者で同じ問題で困っている人はいるかも知れないので、お役に立てたら幸いです。以上で記事を終わりにします。