【SQL】DBMS_DEBUG_VC2COLLの使い方【Oracle】

Oracle SQLでDBMS_DEBUG_VC2COLLの使い方を紹介します。
DBMS_DEBUG_VC2COLLとは
DBMS_DEBUG_VC2COLLは、Oracleで使用されるPL/SQLパッケージの1つになります。
DBMS_DEBUG_VC2COLLでVARCHAR2型のデータのコレクションを管理でき、データの表示や処理を行うことができます。
DBMS_DEBUG_VC2COLLの使用例
例として、「a」「b」の文字列をDBMS_DEBUG_VC2COLLに格納し、TABLE関数でコレクションを行形式で表示してみます。
1SELECT COLUMN_VALUE FROM TABLE(SYS.DBMS_DEBUG_VC2COLL('a', 'b'));実行結果
1COLUMN_VALUE
2a
3b「a」「b」が行形式で表示されました。ここで、COLUMN_VALUEはコレクションの各要素を表示するための疑似列です。
また、COLUMN_VALUEの取得結果にファンクションを使用することができます。一例で、REPLACE関数で「b」を「a」を変換してみます。
1SELECT REPLACE(COLUMN_VALUE, 'b', 'a') FROM TABLE(SYS.DBMS_DEBUG_VC2COLL('a', 'b', 'c'));実行結果
1COLUMN_VALUE
2a
3a
4c「b」が「a」に変換されているのが分かります。
今回はDBMS_DEBUG_VC2COLLの使い方について紹介しました。以上で記事を終わりにします。