C言語の初学者にコードエディターと、コンパイル機能が付いたフリーソフトの「学習用C言語開発環境」を紹介したいと思います。
「学習用C言語開発環境」の特徴や使い方についての解説と、C言語の学習におすすめなWebサイトについても紹介したいと思います。
「学習用C言語開発環境」は学習用にC言語を学びたい人向けに、必要最小限な機能だけを実装しているソフトです。
プログラミングを始める人がつまづきやすい、面倒な環境構築をすることなく学習できるのは大きな利点ですね。
簡単にプログラミングを書いてコンパイルすることができるツールには、オンラインサイトの「paiza.io」があります。paiza.ioはオンラインのブラウザ上でプログラムを実行するサイトなので、オフライン環境で使うことができないという欠点があります。
「学習用C言語開発環境」はパソコン上で実行するため、オフライン環境でも実行することができます。
ソフトのダウンロードは以下のサイトから行えます。
ソフトをインストールして実行すると、すぐエディタ画面になるので自由にコードを書くことができます。
左上の方にある「プログラムの実行」をクリックすることで、コマンドプロンプトの画面が立ち上がり実行結果が表示されます。
画像では、インストールしたものより、文字のフォントの大きさをいじって大きくしています。文字のフォントの大きさは「ツール」→「エディタ設定」→「フォント設定」で設定することができます。画像では文字サイズを12にしました。
使ってみた感想としては「とにかく軽い!」でした。余計な設定もしなくていいので、入門用としては最適だと感じました。
「学習用C言語開発環境」の開発者さんの公式ページにはブラウザ上で動作する「ブラウザで動く C言語実行環境」も用意されています。こちらタブレットやスマホでも動作するので、更にお手軽にプログラミングしてみたい方におすすめです。また、オフラインでも動作するのも大きなメリットです。
JavaなどのWeb系のオブジェクト指向型言語等を学ぶためのサイトは「Progate」が有名ですね。しかし、CはWeb系のプログラミング言語ではないため、ProgateではC言語には対応していません。
そこで、個人的におすすめしたい学習用のサイトを紹介したいと思います。私がおすすめする学習用のサイトは上記のソフトを開発した方が作成している「苦しんで覚えるC言語」というサイトです。C言語について、初心者向けにプログラムの書き方から、基本的な機能を各章に分かれて順を追って解説されているので、無料で一から始める人におすすめできるような内容になっています。
各章ごとに練習問題も載っているため、「学習用C言語開発環境」で練習問題のプログラムを組むことで実践的に学習を進めていくことができます。
今回は「学習用C言語開発環境」と「苦しんで覚えるC言語」について紹介しました。どちらも、これからC言語を学習したい方にはとてもおすすめです。是非使用を検討してみて下さい!
余談ですが、実は筆者が最初に触れた言語がC言語でした。大学が電気工学系だったので、ハードよりな感じだったので、組み込みに強いC言語が授業で扱われていました。なので少し思い入れがあります(仕事では使っていませんが…)。そういえば、基本情報技術者試験もプログラミングの選択問題をC言語で受験しましたね。Cはプログラミング言語の中では比較的難しく、敷居が高いイメージがあります。しかし、最初にC言語に慣れてしまえば他の言語を習得するハードルが下がるのではないかと思います。頑張ってものにしちゃいましょう!以上で記事を終わりにします。