Google AdSenseの有用性の低いコンテンツ落ちから合格するために行った対処方法と、特に合格するのに重要だと感じたことを書いていきます。
Webサイトを運営する人達は、Google AdSenseの合格を目指すことが多いと思います。何故かと考えてみると、結局ブログの運営目的というのは「多くのユーザーに自分のページを見てもらうこと」に帰結するからだと思います。
確かに、Webサイト運営自体は無料でもできます。しかし、ある程度アクセスしてもらうには独自ドメインの取得だったり、有料サーバーを借りたりなどをしないと厳しいところもあります。折角、Webサイトを運営するからには、多少の利益があるとモチベに繋がるものだと思います。
しかし、Google AdSenseに合格するのは結構難しいです。
当ブログでは、これまでグーグルアドセンスに2回落ち、3回目で合格しました。
不合格理由は2回とも「有用性の低いコンテンツ」でした。3回も審査するとなるとトータルでの時間もかかり大変でしたが、その分、審査が通った時の喜びは大きいものでした。
ここで、アドセンス審査に申し込んだ日と結果が返ってきた日を、サイト全体の記事数と併せてそれぞれまとめてみます。
審査回数 | 結果 | 審査依頼日 | 結果通知日 | 記事数 |
---|---|---|---|---|
1回目 | 不合格 | 8/18 | 9/7 | 40 |
2回目 | 不合格 | 9/8 | 9/14 | 50 |
3回目 | 合格 | 9/14 | 9/20 | 30 |
1回目の審査は3週間掛かりましたが、2回目と3回目は1週間くらいでした。3回目の審査では、いくつかの記事を下書きに戻すことでサイト全体の記事数を減らしました。
2回目の審査の時にはあまり対処を行わずに審査の申し込みをしたので、3回目の審査時に行った対策が功を奏したということになります。
まず、「有用性の低いコンテンツ」とは一体何でしょうか。アドセンスの不合格通知では、具体的にどこが問題かを教えてくれないため、自分で判断しなければなりません。
「有用性の低いコンテンツ」は何を表すかを端的に言うと、「既に似たような記事がネット上に存在するコンテンツ」ということです。
つまり、合格するためには「オリジナリティがある記事を増やす」ことと、「似たような内容の記事を減らす」ことが重要です。基本的に、既にネットにある内容は評価されづらいです。
具体的な対処法について、実際に当ブログで行ったことを書いていきます。ここから紹介する方法は、基本的な対策を実施済みの方向けになります。
基本的な対策というのは、例えばお問い合わせフォームやプライバシーポリシーの設置などについてです。これらは他サイトの記事でも多く取り上げられているのでここでは割愛します。
これが一番重要な対処法だと思います。不合格の心当たりが思いつかない方は、是非やることをお勧めします。やるべき理由は、グーグルアドセンスの審査では「有用性が低い記事が一定以上含まれていたら不合格」になるからです。
実際に当サイトでは、有用性が低いと思われる記事を非公開にしたこと(残った記事本文の加筆修正はほとんどしなかった)で合格したので、「有用性が低い記事」が審査の足を引っ張っていると考えられます。
当サイトでは、3回目の審査直前に公開済みの記事が50記事以上あったので、有用性が低いと思われる記事(オリジナリティが無い記事)を20記事程下書きに戻して30記事まで減らしました。
調べた限り、他サイトでは10記事程度でも合格する例は見受けられたので、オリジナリティに自信があるものだけを残して10記事くらいまで減らしても良いと思います。
ここで一番大切なのは「有用性が低い記事はどうやって判断するのか」ということです。厳密な答えはGoogle AdSense側しか知らないことではありますが、私が実際に行った判断基準を紹介します。
その方法とは、記事タイトルでグーグル検索して、一番上に出てこない記事は下書きに戻すというやり方です。
自分の記事が一番上に出てこないということは、もっと評価されている記事が他にあるということなので、グーグル的に価値が無いコンテンツと判断される可能性が高いです。そのような記事は一旦下書きに戻しましょう。
下書きに戻した後でGoogle Search ConsoleでURLの削除を行いましょう。この工程を行わないと検索エンジン的に記事を消したことになりません。Google Search Consoleの場合だと「削除」から下書きに戻した記事の削除リクエストをしておきます。申請に受かった後は削除リクエストを取り消しましょう。
これについては審査にそれほど関係は無いと思いますが、アイキャッチ画像を記事毎に自作したものを設定しました。アイキャッチは今までカテゴリ毎に共通の画像を使いまわしていて、これだと利便性に欠けるかなと思い、デザインツールの「Canva」で画像を作って差し替えました。また、カテゴリにおいても余分なものがいくつかあったので減らしました。
これらはサイトの見やすさや使いやすさに繋がっていくので、後々のことを考えておくと早めにやっておくと良いと思います。
パーマリンクについても今までは数字を使ったものを使用していましたが、分かりやすさを考慮してカスタムなパーマリンクに変更しました。
これもそれほど審査には影響してないかと思います。
続いて、上記の対策以外で、審査に関しての疑問点とそれについての考えをまとめます。
当サイトでは「もしもアフィリエイト」を使ってAmazonと楽天のアフィリエイトリンクを設置していますが、特に対処せずそのまま申請して合格したのであまり関係無いと思います。
とはいえ貼っていた記事は5記事くらいだったので、多くの記事に大量に貼っている方は消した方が良いでしょう。
私の場合、不合格通知が来た後に直ぐ再審査の申し込みを行っています。それでも合格したので、何日か置かなくても合格はするようです。だだし、余りにも連続して申請すると弾かれる場合があるので気を付けましょう。
今回は「有用性が低いコンテンツ」に対して行った対策をまとめました。やはり、振り返ってみても有用性が低い記事を下書きに戻すことが一番大事なことだと思います。
また、Google AdSenseの審査でお困りの方は「Google AdSense のヘルプ コミュニティ」という公式のコミュニティが存在するのでそこで相談するのも手です。一般ユーザーが回答者として質問に回答してくれる形式で、他人の質問でも参考になることが多いです。
Google AdSenseの審査でお困りの方は上記のことを是非試してみて下さい!以上で記事を終わりにします。